20歳以上の日本国民は、原則として年金を納めることになっています。年金には複数の種類があり、納め方によって第1号被保険者、第2号被保険者、第3号被保険者という呼ばれ方をしているのです。

このうち、専業主婦は第3号被保険者に該当します。第3号被保険者というのは、自分自身で保険料を納める必要がありません。

 

保険料を納めてないんだけど年金はどうなるのかなぁ・・


会社員などとして働いている配偶者が納める保険料の中に、専業主婦の保険料も含まれているのです。年金の制度が始まった頃は、全ての人が年金制度に加入することができたわけではありません。

第3号被保険者の導入

学生や専業主婦は、国民年金が任意加入となっていたのです。そのため、専業主婦が年金を受け取ることができないケースが発生しました。誰もが年金を受け取ることができるようにする必要が生じ、昭和61年の段階で第3号被保険者という制度が導入されたのです。

ただし、専業主婦が第3号被保険者となっていた場合と、自分自身が会社員として厚生年金の保険料を納めていた場合とでは、将来受け取る年金の金額には違いがあることに注意しなければなりません。

第3号被保険者は自分自身で保険料を納めていませんが、これは未納とは異なるものです。

年金受給額の少ない専業主婦は老後の備えが必要

そのため、配偶者が死亡した場合は遺族基礎年金の受給対象となります。どのくらいの年金が受給できるかは、配偶者の年齢などが関わってくるため、個別に確認しなければなりません。

第3号被保険者となっている専業主婦は、自分で保険料を納めた人と比べて受給できる金額が少ないのが一般的なので、全てを年金に頼るのではなく、将来に備えた貯金を作っておくことが大切です。